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ハブラシ、フロス…歯科衛生士によるお口の専門店 whitia

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むし歯を防ごう!



  痛い、辛い、いや~~なむし歯。

  気が付かないうちにどんどん進んで、痛みだしたときには大変なことになってしまっている…。

  そうなる前に、防ぐことができたらこれに越したことはないですよね。

  むし歯を防ぐにはどうしたらいいのでしょう?

  ハミガキはもちろん大切。むし歯の原因のプラークをまずはしっかりお掃除すること。

  でも、他にも方法はいろいろあります。

  むし歯を防ぐための方法をお教えします。

 





再び4つの輪

前のページ「むし歯の話」でも出てきた、4つの輪です。

これは「カイスの輪」といって、むし歯ができるために必要な要素を絵にし

たものです。


この4つのうち、1つでも欠ければむし歯はできません


ということは、これらのうちどれかをなくす、または軽くする方法を考えるこ

とが、むし歯の予防につながるのです。






細菌(プラーク)を減らそう!

1、きちんとハミガキをする。
  
  プラークは、うがいでは取れません。
  
  水アカやカビと同じで、道具を使ってこすらなければ
  
  ずっと付いたままになってしまいます。
  
  きちんとお掃除をしましょう。


2、ハミガキと一緒にマウスリンスを使う。
  
  殺菌剤の入った洗口剤、マウスリンスを使うとより効果的です。
  
  ただし、マウスリンスではプラークを取ることはできません。
  
  ハミガキと一緒に使って初めて効果があります。






甘いものを減らそう!




甘いもの、糖はプラークにとって一番の栄養です。

できるだけ、甘いものを減らして、おせんべいや小魚、コンブなど、よく噛む甘くないものをおやつに取ることをおすすめします。

つばは、プラークが出す酸を中和
します。よく噛んだときに出るつばは普段よりも中和する力が何十倍も強いといわれています。

キシリトールや、パラチノースなどの甘味料を使ったシュガーレスのものもむし歯の原因にはなりません。


どうしても、甘いものが食べたい!という方へおすすめなのが緑茶です。

食べた後に緑茶を飲むと、お口に残った糖を洗い流してくれますし、含まれるカテキン、フッ素フラボノールは、むし歯や口臭の予防に効果的。おすすめです!




体質を知ろう!


むし歯になりやすい体質ってあるのでしょうか?
答えは、イエス。


たとえば、歯の溝は、深さに個人差があります。深ければ深いほど、汚
れがたまりやすいのでむし歯になりやすくなります。


それから、つば、唾液の性質にも個人差があります。プラークの強さも同じです。


溝が深い人は、「シーラント」といってあらかじめ溝を埋めておくこともでき
ます。これは、歯医者さんで行っています。


また、唾液やプラークの性質を知りたい人は、歯医者さんで頼んだり、キ
ットを使ったりして調べることができます。


むし歯になりやすいのか、なりにくいのか、体質を知ることもまた、むし歯
の予防につながります。そのためには、定期的に歯医者さんで健診を受けることをおすすめします。





時間を置かない!


プラークは、時間を置けば置くほどパワーアップします。

大切なのは、そうならないうちにお掃除すること。

理想は、食べたらすぐに歯をみがくことです。時間がない、という方は夜寝る前

は徹底的にみがく
、というように、早めにプラークをなくすことが大切です。






 
  むし歯予防の方法は、いろいろあります。

  まずは、ハミガキ。それから、食生活。そして、自分を知ること。

  これは、お口だけではなくて、健康そのものを守る上でも、大切なことです。

 
  また、むし歯予防には、これらだけではなく他にも強い味方がいます。

  その名も「フッ素」!

  むし歯予防に何より効き目があるといわれるものです。

  「フッ素」ってどんなものなのでしょう? 




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